猫と鯰舎

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「アクアリウムの白」の記事一覧

【014】第五冊二章 ASAぶち上げマーブルリーフ

第一部 アクアリウムの白 【014】第五冊二章 ASAぶち上げマーブルリーフ  別の方角で見つけた壁をこえて、次の世界に入ったフォルナは声にならない声を上げました。蚊が耳元で飛んでいるかのような、そんな声です。 「どうし […]

【013】第五冊一章 ISOぶち上げヘロゲネス

第一部 アクアリウムの白 【013】第五冊一章 ISOぶち上げヘロゲネス  ライライラたちはコリドラスが消えていった物陰へと向かいます。そこにあるのは傘にできそうな大きさの濃い緑色の葉をもった、大木でした。その大木は、太 […]

【012】第四冊三章 ヌードルラーメンイタダキマス

第一部 アクアリウムの白 【012】第四冊三章 ヌードルラーメンイタダキマス 「あれ、私もおなかすいてないや」  フォルナは、ゆっくりと聞き取りやすいように説明を始めます。この世界では、空腹を感じないと。 「私はここに来 […]

【011】第四冊二章 ラーメンヌードルコリドラス

第一部 アクアリウムの白 【011】第四冊二章 ラーメンヌードルコリドラス  動けるようになったライライラに、白兎、そしてフォルナと人の姿となったグッピーが続きます。ライライラが先頭なのは、まだ体調が完璧ではないから。ラ […]

【010】第四冊一章 ヌードルラーメンコリドラス

第一部 アクアリウムの白 【010】第四冊一章 ヌードルラーメンコリドラス  その少女は灰色の魚の変化した姿であると、ライライラと白兎、そしてフォルナは確信していました。この魔導空間限定の固有能力――――ライライラのひと […]

【006】第二冊三章 魔力炉とネオン_寅

第一部 アクアリウムの白 【006】第二冊三章 魔力炉とネオン_寅  怒り任せに振り向いた先には、ジャージを着て、黒いゴムのグリップがついた手袋をして、首からカメラをぶらさげた黒髪の女性が立っていました。背はそこまで高く […]

【005】第二冊二章 魔力炉とネオンテ寅

第一部 アクアリウムの白 【005】第二冊二章 魔力炉とネオンテ寅 「お……これまた露骨だな。謎解きゲームかよ」  それからもう少し歩いてみると、視界の向こうにぼんやりと茶色い汚れの塊が浮かび上がりました。その茶色は、壁 […]